福井建築設計研究所では、当事務所が考えるコンセプトを基にお客様のご依頼を内容に答えるための事例の一部をご紹介します。

リフォームプランニング

もっと快適にご高齢の方も楽しめるたまり場へ安全性と使いやすさを優先させた高齢者向け住宅への部分リフォーム

奥様は婦人運動で大活躍、お父様は老入会の会長を務め、お母様も積極的に参加するというご一家。子供たちが巣立った後のWさんのお宅は、まさにお年寄りの寄り合い所となっていたことから、玄関横のガレージを集会所にしたいと考えるようになりました。同時に、玄関まわりが使いにくいトイレが狭い、室内に段差がある、キッチンが寒いなど、高齢者住宅として改善すべき点も合わせて依頼しました。もっとも予算は限られていますので、ご夫妻で何度も討論を重ねた結果、まず住まいの充実を優先させることになりました。

  • 家族構成/夫婦+子供3人+親夫婦
  • リフォーム面積/30.17㎡(約9.1坪)
  • 築年数/約28年(当時)
  • 工事期間/約2.5ヶ月
  • 設計・監理/福井建築設計研究所一級建築士事務所
  • 施工/株式会社酒井工務店

キッチン。取れない柱を利用したアイランド型の調理台は、作業がラクになり、収納もたっぷり確保した便利な空間。ダイニングテープルとしても便えるように、一部は足元を引っ込めています。

キッチン内部。車椅子でも使用できるよう、シンク下はオープンなつくりに。吊り戸棚には地震対策のため、スライド式ラッチを設置。照明を小まめに設けているので、明るく便いやすいとお年寄りに評判です。

勝手口方向を見る。床下収納にはご主人お手製の梅干しと、奥様お手製の味噌が入ってます。

玄関。ジヤロジーの高窓を設けて通風も確保。木製の手摺りはスジが刻まれた「マスラー」で、手に触れた感じが暖かいと評判です。

廊下の奥から玄関方向を見る。寒さ対策のために扉を設けるより、「開放的にしたい」という意見を優先させた仕切りのない空間。正面の手摺りは、階段へと続いています。

高齢者・障害者対策を考えたた浴室。奥様が介助のスペースにこだわって、ショールームで実際に入って選びました。ご家族も多いので、24時間風呂のような状態になっているそうです。

トイレ。介助スペースを利用して収納棚を設置。大きなジャロジー窓と換気扇があるので、朝などの混雑した時間でも、臭いがまったく気にならないそうです。

リフォームの概要

図面